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芸術学科

教員紹介

安永 拓世准教授

やすなが たくよTakuyo Yasunaga

文芸学部 / 芸術学科
職位:
准教授
専門分野:
日本美術史
担当ゼミナール:
日本美術史
主な担当科目:
日本美術史演習、美術史入門、日本美術史一般講義、日本美術史ゼミナール
最近の研究テーマ:
江戸時代の文人画の表現?基底材?彩色材料?受容史に関する諸問題
研究内容:
江戸時代の中期以降に流行した日本の文人画(南画)は、中国の文学や絵画の影響を強く受けました。そうした日本の文人画の表現における、中国絵画摂取の状況をはじめ、基底材(絵画の下地となる素材)や彩色材料の選択、さらには文人画の受容史の問題を検討したいと考えています。
略歴:
大阪大学大学院 文学研究科 文化表現論専攻
博士課程、2003年3月、中退、日本国
主要業績:
[著書]
『与謝蕪村—翔けめぐる創意—』(共著、MIHO MUSEUM、2008年3月)
『日本美術全集 第14巻 江戸時代Ⅲ 若冲?応挙、みやこの奇想』(共著、小学館、2013年2月)
『もっと知りたい薬師寺の歴史』(共著、東京美術、2020年3月)
『東京文化財研究所 研究報告書 売立目録デジタルアーカイブの公開と今後の展望—売立目録の新たな活用を目指して—』(共著、東京文化財研究所、2021年3月)
『妙法寺蔵 与謝蕪村筆 寒山拾得図 共同研究報告書』(共著、東京文化財研究所、2023年3月)

[論文]
「蕪村筆「鳶?鴉図」をめぐって—蕉風復興運動と南蘋画風—」(『美術史』第155冊、美術史学会、2003年10月)
「谷文晁筆「赤坂庭園五十八勝図」(和歌山県立博物館蔵)とそのまなざし」(『和歌山県立博物館研究紀要』第12号、和歌山県立博物館、2006年8月)
「祇園南海の新出画—「峰下鹿群図」と「美人石上読書図」の史的位置—」(『和歌山県立博物館研究紀要』第14号、和歌山県立博物館、2008年3月)
「桑山玉洲筆 富嶽山水図襖」?「桑山玉洲筆 那智山?熊野橋柱巖圖屛風」(『國華』第1350號、國華社、2008年4月)
「与謝蕪村の絵画表現における俳諧的趣向—重なり合い、補い合う、絵画と文学—」(楠元六男編『江戸文学からの架橋—茶?書?美術?仏教』、竹林舎、2009年7月)
「熊野速玉大社の古神宝関連資料に見る神仏習合—その仏教的意匠を手がかりに—」(川崎剛志編『修験道の室町文化』岩田書院、2011年6月)
「荒木李谿と三つの画帖」(奥平俊六編『懐徳堂ゆかりの絵画』大阪大学出版会、2012年3月)
「野呂介石の画風変遷—その山水表現を中心に—」(『和歌山県立博物館研究紀要』第18号、和歌山県立博物館、2012年3月)
「江戸時代中後期における煎茶趣味の展開と煎茶道の成立」(『商経学叢』第59巻第2号、近畿大学商経学会、2012年12月)
「野呂介石自筆の「四碧齋印譜」(和歌山県立博物館蔵)」(『和歌山県立博物館研究紀要』第20号、和歌山県立博物館、2014年3月)
「江戸時代の紀州画壇における中国絵画学習の様相」(『鹿島美術研究』年報第31号別冊、鹿島美術財団、2014年11月)
「蕪村の絵画表現に見る時代性と独自性—大雅?若冲とのかかわりを中心に」(『聚美』14号、聚美社、2015年1月)
「長沢芦雪筆「旧福寿院障壁画」(薬師寺蔵)について」(『修理完成記念特別陳列 薬師寺の名画—板絵神像と長沢芦雪筆旧福寿院障壁画—』奈良国立博物館、2018年2月)
「呉春筆「白梅図屛風」(逸翁美術館蔵)をめぐって」(『畫下遊樂(二) 奥平俊六先生退職記念論文集』奥平俊六先生退職記念論文集編集委員会、2018年3月)
「伝祇園南海筆「山水図巻」(東京国立博物館蔵)について」(『美術研究』第428号、東京文化財研究所、2019年9月)
「江戸時代の絵画における特殊な基底材の使用に関する基礎的研究—呉春筆「白梅図屛風」(逸翁美術館蔵)を中心に—」(『鹿島美術研究』年報第36号別冊、鹿島美術財団、2019年11月)
「売立目録デジタルアーカイブから浮かび上がる近世絵画の諸問題」(『東京文化財研究所 研究報告書 売立目録デジタルアーカイブの公開と今後の展望—売立目録の新たな活用を目指して—』東京文化財研究所、2021年3月)
「与謝蕪村筆「十宜図」(川端康成記念会蔵)の史的位置」(『美術研究』第434号、東京文化財研究所、2021年8月)
「野呂介石筆 山水図屛風」(『國華』第1514号、國華社、2021年12月)
「光明寺所蔵羅漢図について—重層的な作品理解を目指して—」(共著、『美術研究』第437号、東京文化財研究所、2022年8月)
「徳川頼宣の「初陣具足」と「江雪左文字」—家康が託した思いとともに—」(『福山城築城400年記念協賛事業 特別展 名刀 江雪左文字—江雪斎、家康、頼宣が愛した刀の物語—』ふくやま美術館、2023年2月)
「与謝蕪村筆「寒山拾得図」(妙法寺蔵)再考」(『妙法寺蔵 与謝蕪村筆 寒山拾得図 共同研究報告書』東京文化財研究所、2023年3月)
「野際白雪筆「学黄鶴山樵山水図小襖」(和歌山県立博物館蔵)」(『美術フォーラム21』第48号、きょうと視覚文化振興財団、2023年12月)

[展覧会企画?図録]
『世界遺産登録記念特別展 熊野速玉大社の名宝—新宮の歴史とともに—』(和歌山県立博物館、2005年10月)
『特別展 文人墨客—きのくにをめぐる—』(和歌山県立博物館、2007年4月)
『特別展 野呂介石—紀州の豊かな山水を描く—』(和歌山県立博物館、2009年10月)
『特別展 華麗なる紀州の装い—かみ?ひと?ほとけをつなぐ—』(和歌山県立博物館?2011年4月)
『特別展 桑山玉洲のアトリエ—紀州三大文人画家の一人、その制作現場に迫る—』(和歌山県立博物館、2013年4月)
所属学会:
美術史学会